1976年、アメリカはメンフィス録音の5枚目。石田長生プロデュース。
スタックスやハイ・サウンドを裏で支えていた現地トップ・ミュージシャンによる腰の入ったリズム・セクション。
アンドリュー・ラヴ率いるメンフィスホーンズまで含めて全体がリラックスした中乾いたサウンドになっており、そこに加川良のヴォーカルが絶妙にマッチしている。
また日本から参加の盟友石田長生と中川イサトのツボを得た渋いギターも聴き物だ。
メンフィス・サウンドをバックに加川良の魂が力強く温かく響く傑作アルバム。

 ・ amazon : 加川良 06. 南行きハイウェイ (1976)

ディスク:1
1. 転がりつづける時
2. カントリーハット・ポップ
3. 高知
4. ホームシック・ブルース
5. あの娘に乾杯
6. 窓辺にもたれて
7. アラバマ
8. ジョーのバラッド
9. 地平線
10. 北風によせて